2013年

7月

01日

Our Dearest Twins! 〜Anne of Green Gables

アンのO・SA・GE Brooch
アンのO・SA・GE Brooch
毛染薬で緑色になったアンのO・SA・GE Brooch
毛染薬で緑色になったアンのO・SA・GE Brooch
ダイアナのO・SA・GE Brooch
ダイアナのO・SA・GE Brooch

先日、アクセサリー・ファースト・コレクション《Our Dearest Twins!》の撮影をいたしました。

 

 [アート・ディレクション&スタイリング]

  ミストレス・ノール

 [写真]渋谷健太郎

 [ヘアメイク]二宮ミハル

 [モデル]ビリチス

 

分刻みのハードなタイムテーブルを粛々とこなして下さり、皆様には感謝しきりです。敬愛する方々との楽しい共同作業となりました。

 

 

幼きころから読み続けてきた『赤毛のアン』。今日のこの日まで一度も色褪せたことはありません。それはひとえに物語の持つ強度ゆえ、どのような時も揺るがない、アンのしなやかな夢への意志が物語の普遍性を支えています。

 

アンの物語は確かにお茶目で愛らしい。しかし、その色鮮やかな織物の中に、生をまっすぐ見据えてひとり立つ厳粛な姿が、縦糸としてしっかり編み込まれています。

 

現代の私たちの中にアンが色褪せず生きているならば、その美しい縦糸を物語から取り出し、現代という名の編み模様に封じ込めてみたい……古き良き時代の可憐だけではないアンの世界、孤独の美しさ、友情と友情ゆえのすれ違いなどアンとダイアナの一閃の煌めきを、モダーンに、硬質に、封印したいと思いました。O・SA・GE Broochはさしずめ、アンとダイアナの囁きの編み目とも言えましょう。

 

『赤毛のアン』という邦題は秀逸で完璧ですが、原題が『Anne of Green Gables』(グリーン・ゲイブルスのアン)だと知った時、物語の源泉に指先が触れた心地がいたしました。アンの夢への意志を支える場所、アンのこころが常に返ってゆく場所、人の精神や美意識を育む家という存在……本当の主人公は、アンが愛情を注ぎ、育て、どんな時もやわらかな沈黙で全てを許容するグリーン・ゲイブルスという家なのかもしれません。

 

今回制作するヴィジュアルが、グリーン・ゲイブルスの沈黙となれますように…

 

 *

 

ヴィジュアル作品はHP及び《HandMade In Japan Fes 2013》のブース内に展示致します。展示作品とともにお楽しみ頂けましたら幸いです。年内にはカタログも兼ねたコレクション・ブックを出版する予定です。

 

 

 

 

 

 


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